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福井県立恐竜博物館のあれこれ

福井・恐竜博物館がリニューアル!子連れで楽しむ見どころ・施設情報を徹底解説

2025年8月26日

この記事の信頼性について

  • 福井県立恐竜博物館に行ってきました。
  • そのあと旅行体験をビデオにまとめることで、博物館に詳しくなりました。

福井の恐竜博物館のリニューアル情報を知りたい!
新しくなったのなら行って見たい。

この悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事で紹介する「リニューアル情報」を見ると、どこが新しくなったのか分かりますよ。

実際に私も行ってきたのですが、博物館は、新しくデザイン性のある建物で感激しました。

記事前半では「リニューアル情報」について、記事後半では「子連れにうれしい情報」を解説するので、じっくり読んでくださいね。

目次は次の通りです。

チケット情報

福井県立恐竜博物館の常設展観覧券と特別展のチケットはここから買えます。

>>福井県立恐竜博物館の電子チケット(アソビュー!)

2023年7月14日(金)、福井県立恐竜博物館は待望のリニューアルオープン

・はじめに

福井県立恐竜博物館のレインボーサウルス。曇り空の下で撮影。
レインボーサウルス(筆者が撮影)

福井県は日本有数の恐竜化石の産地として知られ、その中心的存在が「福井県立恐竜博物館」です。

2023年7月14日(金)、福井県立恐竜博物館は待望のリニューアルオープンの日を迎えました。

世界三大恐竜博物館のひとつとされるこの施設は、研究と展示の両立をテーマに、子どもから大人まで幅広い世代に学びと感動を届けています。

リニューアルの背景と注目の理由

開館から20年以上が経ち、展示内容や施設の老朽化に伴って行われたのが今回のリニューアルです。

福井県立恐竜博物館の宮田和周さん
宮田和周さん(以下、宮田):福井県立恐竜博物館は、2000年に開館した、国内最大級の恐竜を専門とした古生物の博物館です。リニューアル前では年間最多で94万人もの方が訪れ、特に夏休みやゴールデンウィークに来館者が集中する施設でした。
2024年には北陸新幹線が福井まで延伸され、さらなる来館者の増加が見込まれていたため、博物館の機能強化と来館者の満足度向上を目指したのが、このプロジェクトの出発点です。

丹青社の大倉聡明さん
大倉聡明さん(以下、大倉):丹青社では、増築された新館および本館に新設されたキッズスペースやライブラリーなどを新たに整備し、ホスピタリティ面を強化しました。また、「化石研究体験」など通年楽しめる体験型コンテンツを設け、どの季節に訪れても満足していただける施設づくりを目指しました。

インタビュー:博物館を象徴する「恐竜の塔」-福井県立恐竜博物館リニューアルプロジェクト(1)

リニューアルで何が変わった?新展示&施設の見どころ

福井県立恐竜博物館の小タマゴ。曇り空の下で撮影。
新館ドーム 愛称「小タマゴ」の外観(筆者が撮影)

① 新館ドームとシンボル「恐竜の塔」の登場

リニューアルにより、新たに増築された「新館ドーム(通称・小タマゴ)」が登場し、本館との間を自由に行き来できる構造となりました。

新館の内部は吹き抜け構造で、1階から3階まで届く高さのモニュメント「恐竜の塔」が設置されています。

この塔には、福井県で発見された新種・フクイラプトルフクイサウルスなど5種の恐竜と1種の鳥類が実物大で勢揃いし、圧倒的な迫力と写真映えを演出しています。

② 本格化石研究体験プログラムの充実

新館には「化石研究体験室」が設けられ、実際の研究に近い体験ができる4つのプログラムが設置されています。

通年実施の「化石クリーニング」や「CT化石観察」、4〜11月に行われる「T‑rex頭骨復元」、11月〜4月の「化石発掘プラス」があり、化石の仕分け・復元・観察・発掘といった科学的体験を、まるで研究者になったように味わえます。

小学生以上が対象で、事前予約制です。

所要時間は120分。

③ 「収蔵庫」で標本の裏側を魅せる

新館へ向かう通路やエスカレーター脇には、「収蔵庫」と呼ばれるガラス張りの収蔵スペースが公開されました。

普段はバックヤードにある標本や化石類がガラス越しに見られる展示で、展示内容が訪れるたびに、中身が変わる可能性もあると思います。

④ 巨大スクリーンによる「3面ダイノシアター」演出

特別展示室には、コの字型の構造を活かした「3面ダイノシアター」が設置されました。

スクリーンは高さ約9メートル、幅約16メートルという超大規模で、CGによる恐竜の映像が全方位に映し出されることで、観客はまるで恐竜時代にタイムスリップしたような臨場感を楽しめます。

ただし、特別展開催時は上映休止となる場合があるため、来館前の確認が推奨されます。

⑤ 常設展示の進化──骨格増加と希少なミイラ化石

本館の常設展示も進化しています。

まず、ティラノサウルス周囲の壁を撤去して視界を広げ、展示空間が開放的に。

恐竜の全身骨格数は約50体に増え、その中には実物化石が10体含まれています

さらに、世界的にも貴重な「ブラキロフォサウルスのミイラ化石」が日本初公開され、皮膚や筋肉の痕跡が残る実物標本として注目されています。

チケット情報

福井県立恐竜博物館の常設展観覧券と特別展のチケットはここから買えます。

>>福井県立恐竜博物館の電子チケット(アソビュー!)

子連れに嬉しい!充実のファミリー向けサービス

ベビーカーの貸し出し・館内バリアフリー状況

館内は全体的にバリアフリー対応で、スロープやエレベーターも充実。ベビーカーの無料貸し出しも行っており、小さなお子様連れでも安心して利用できます。

バリアフリー情報

授乳室・おむつ替えスペースの設置場所

おむつ替え台のある多目的トイレには各階に設置されており、案内表示もわかりやすいため、急な対応が必要な時もスムーズです。清潔感のある設備が整っており、ママパパからの評価も高いです。

授乳室もあり、ご気分が悪くなった時は、3階救護室でお休みいただくことができます。

小さなお子様向けのキッズルーム

3階に乳幼児が休憩できるキッズルームを設けています。

子どもが楽しめる体験コンテンツとおすすめイベント

① 化石研究体験プログラム:研究者になれる4つの本格体験

2023年のリニューアルで新設された「化石研究体験」では、小学生以上を対象に「化石発掘プラス」「T‑rex頭骨復元」「化石クリーニング」「CT化石観察」の4つの実践的プログラムが楽しめます。

例えば、「T‑rex頭骨復元」は、頭骨の内部構造に触れながら組み上げる体験です。

すべてのプログラムは約120分、要予約で、研究のリアルを家族で体験することができます。

② 野外恐竜博物館の発掘体験:自然の現場で本格体験

勝山市北谷の恐竜化石発掘現場を案内する「野外恐竜博物館」では、「観察広場」「展示場」「化石発掘体験広場」の3ゾーンが用意されています。

専用バスツアーで訪れるこの施設では、実際の発掘現場を見学し、発掘体験にも参加可能。

リアルなフィールド体験を通して、子どもも自然科学に興味を持つきっかけになります。

このツアーは4月~11月の期間限定です。

③ どきどき恐竜発掘ランド:園内で気軽に化石発掘

「かつやま恐竜の森」にある「どきどき恐竜発掘ランド」は、4歳以上を対象に石を割って化石を探す体験ができ、見つけた化石は1人1個まで持ち帰り可能です。

ただし、研究用とされる化石は博物館に提供されることがあります。

約60分、要予約で、親子で参加するのにぴったりの本格体験です。

3月下旬~11月中旬。

④ 子ども工作教室:親子で楽しむものづくり

博物館では、4歳から小学校低学年の子どもと保護者を対象とした「子ども工作教室」を定期開催しています。

たとえば過去には「親子で化石のレプリカをつくろう」「恐竜模型を作ろう」「恐竜の絵をかこう」など、恐竜をテーマにしたものづくりを親子で楽しむ企画がありました。

開催は事前申し込み制で、夏休みやGWなどのタイミングに合わせて企画されます。

福井県立恐竜博物館のイベントのご案内

⑤ 恐竜キッズパーク:遊具で恐竜を満喫

「かつやま恐竜の森」内で開催される「恐竜キッズパークかつやま」では、恐竜型の遊具で遊ぶアトラクションが豊富です。

ガオガオスライダーやジュラシックジャンプ、ドリフトカート、ガオガオトレインなど、多彩な遊びが楽しめ、料金は1種につき400円前後。

4月上旬~11月下旬。

アクセス・駐車場・混雑回避のコツ

福井駅からの行き方・車でのアクセス

福井駅からは電車とバスを利用して約1時間。

福井駅ー勝山駅
・越前鉄道 勝山永平寺線/54分/日中30分ごと 820円

勝山駅-福井県立恐竜博物館:下記バスを合わせて1時間に2本から3本 1回300円
・福井県立恐竜博物館直通バス(D-Line)(開館時のみ運行)
・コミュニティーバスぐるりん中部方面(C-Line)(毎日運行)

えちぜん鉄道一日フリーきっぷ (大人1200円 子供600円)は、福井駅-勝山駅を往復するならフリーきっぷでお得に。あわらの湯のまち駅にいくなら、さらにお得。

自家用車の場合は北陸自動車道「福井北IC」から恐竜博物館まで25kmで約40分とアクセスも良好です。

周辺の駐車場情報・混雑する時間帯と回避方法

館内に隣接した大型駐車場があり、休日や連休には早めの到着が鍵。

奥に駐車場が見えます

午前中は比較的空いているため、朝イチの来館がおすすめです。

子連れにおすすめの時間帯・ルート案内

ベビーカーを利用する場合は、エレベーター近くの入り口からの入館が便利です。10時~14時の間は館内が混雑しやすいため、朝か夕方を狙って訪れるとゆったり回れます。

バリアフリー情報(エレベーターやスロープ)

近隣施設&観光スポット情報(家族連れにおすすめ)

かつやま恐竜の森

博物館から車で5分の場所にある「かつやま恐竜の森」は、自然の中で恐竜像と触れ合える公園。

滑り台や芝生広場もあり、ピクニックにも最適です。

地元グルメやカフェスポット

勝山市内には、福井名物「ソースカツ丼」や「越前そば」が味わえる飲食店が充実。

子ども向けのメニューも多く、ランチ休憩にも困りません。

福井駅周辺の福福茶屋で越前おろしそばと、ソースカツ丼を食べました。

周辺の温泉・宿泊施設紹介

日帰りでも楽しめますが、周辺には温泉付きの宿泊施設も多数あり、1泊2日でのんびり恐竜三昧の旅を楽しむのもおすすめです。

子供に人気の恐竜ルームがあるホテルは下記。

恐竜博物館近くの勝山/大野エリアを紹介しています。

まとめ

リニューアルによって、展示・設備・サービスすべてがパワーアップした福井県立恐竜博物館。特に子連れファミリーにとっては、学びと遊びが両立できる理想的なスポットです。

事前に施設情報や混雑状況をチェックして、安心・快適なお出かけを楽しみましょう。

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